2006年09月13日

隠岐国海士町 山内 道雄 町長

今年の4月に燃える人の会を島根県海士町で開催することが決まりました。そうだ海士町でやりましょう。でもそれって何処なの。海士町(あまちょうと読みます。)って読めないじゃないですか。

今回行くに当たっても、自分ではルートが決められませんでした。時刻表は読めるのに、最適ルートが見出せない。そこで経済産業省の吉田 雅彦さんにつれてきてもらいました。吉田さんありがとうございます。

島根県の七類港から快速船で2時間30分、隠岐島経由で島前の菱浦港について、ここはリゾートだと直感しました。美しい! まるで葉山のような雰囲気をもっています。
離島の田舎町という私の予想を大きく裏切るものです。日本の離島への公共事業投資は、ここまでのグレードなのかと驚嘆しました。

さて、海士町でのキーマンを数回にわたり紹介していきましょう。最初に登場するのはもちろん
海士町の 山内 道雄町長です。

隠岐国海士町 山内 道雄 町長

icon19山内町長と


山内町長は、もともと海士町出身で民間の通信会社に勤めていたことにより、行政に経営という
視点も持ち込んでいます。
自立、挑戦、交流 そして限りなき前進を掲げ、行政改革を断行中です。
最も大きな英断は自らの給料を50%もカット、その姿を見た自治体職員も
自らの給料の減額を申し入れるほどになっています。
年功序列を廃止するとともに、適材適所の人事を行い、一人何役も
こなす体制づくりをしています。
加えて、地方交付税の減少、人口減少に中で、縮小という道を進む自治体が多い中にあって、
第3セクターとして株式会社ふるさと海士を設立し、CASシステムによる海士で取れる農産物・
魚などを特殊冷凍して、島外に販売するなど、積極的に自立への予算獲得に向けた事業にも
着手しています。
あったかい大きな笑顔の奥には、冷静な判断と大胆な戦略が詰まっているようです。
関満博教授との息もぴったりとあい、戦う離島の象徴となりつつあります。
燃える人も、今後も海士に入っていきますのでよろしくお願いします。

あわせて、深田恭一助役、大江和彦地産地商課長、吉元操財政課長、青山富寿生交流促進課長  
等 海士町役場の皆様に大変お世話になりました。ありがとうございます。


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Posted by 関幸子 at 01:10│Comments(2)まちづくり
この記事へのコメント

土佐の坂本です。

私も、隠岐(海士)に行くのに、あの時刻表(フェリーなど)と、複雑な経路図をみて、これは一人旅で行くのは、至難と技だと思いました。でも、一度、行ってみれば理解できました。

私も、川本さんに作成していただいた経路予定表だけを宛にして、なんとか行くことが出来ました。行ってみれば簡単ですが、初めての人には至難の技です。

隠岐の國に入国する基本ルートと、パターンがあれば、最高ですね。あるのかも知れませんが、探す暇がありませんでしたので。例えば、役場のホームページなどに。

人を集客する場合、やはり現地情報だけでなく、(観光客を)誘導する情報も必要です。

しかし、海士は良いところです。
昨夜、CASで冷凍された晩酌セットがとどき、早速、賞味しました。
美味しい! 抜群です。

是非、また海士に行きたいと思います。
Posted by 坂本 世津夫 at 2006年09月13日 11:09

いわきの会田和子です。
海士町の皆様、燃える人及び関係者の皆様大変お世話になりました。
海士町にはモチベーションの高い若者たちが全国から集まり、海士町のために行動している姿が大変に美しかったです。
「かれらは海士町に未来をみた」という関先生のご指摘の通り、海士町には確かに、彼らのエネルギーを受け止める舞台装置があるようです。公平で優しく、しかも厳しい町長さん。ITやテレワーク、コールセンターなどの話(大抵?で関心が低い)にも興味を示していただき、スムーズにお話ができたことが私としては何よりも嬉しかったです。
対等に接してもらい、いつでも考えていることを聞いてもらえる、きちんと対話してくれる、そんな町長さんが身近にいる海士町で若者は生きる力と幸せを見出したいと願っているようでした。冬は厳しいと聞きました。宮崎君、後藤君皆なヘコタレナイデ、頑張って。
島風便(CAS)は絶品でした。燃える人吉田孝さんからも「本当に美味しかったですよ。鯛は解凍時間が長くルイベ状態でしたが、イカとヒオウギガイはばっちりに解凍できました。あれがCASなんですね、認識しました。」。私は鯛絶品だと思いました。
最後に、関幸子さん、楽しい究極のリゾート探しの旅、また楽しい企画宜しく御願いします。いろいろとお世話になりました。
Posted by 会田和子 at 2006年09月19日 10:51
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