2010年03月08日

市民参加とワールドカフェ(会議運営マネジメント)

最近、ワールドカフェという、カフェを飲む気軽な雰囲気の中で「会話」を大切にしたコミュニケーション手法が話題を集めています。
このワールドカフェは、民間企業の会議運営手法として広まってきましたが、実は「市民参加」でも有効な手法です。

三鷹市では、昭和48年からコミュニティ行政を開始し、第1次三鷹市基本計画策定で「市民会議」を設置し日本で最初の政策形成過程での市民参加が実現しました。この時には指名制によるもので、座長による会議運営となります。
その後、平成2年の第2次基本計画時には、公募委員も加えて73人もの委員による、やはり座長製での会議運営を行ってきました。
その後、平成12年には、400人もの市民参加による「白紙委任」による第3次基本形計画の策定を行なってきました。
この3次にわたる市民参加による基本計画策定でも、会議は座長制による手法が中心でした。

実は自治体は、市民参加の仕組みを様々開発してきましたが、実は、「会議運営:いわゆるファシリティーマネジメント手法」については、ほとんど工夫をしてきまていませんでした。

これまでの座長製での会議運営は、①座長の会議運営の実力がないと、悲惨な会議になること、②全員が発言できないこと、③発言するのに緊張すること、④参加者の会議マナーが必要なこと ⑤一人の意見によって会議の流れが大きく影響する など、実は偶然が左右するという多くの課題を抱えていました。

一方でアメリカで生まれた「ワールドカフェ」の手法は、①少人数でテーブルを囲んで全員が気軽に意見でなく会話として話しができること ②会場空間を花を置くなどしてカフェのような雰囲気に装飾すること。空間マネジメントの考え方を採用していること ③テーブルの上に模造紙をおいて聞きながら文字だけでなく絵や図形を描き、右脳と左脳の両方を使うようにしていて、能科学的にも大きな効用があること 等
今まで日本にはない、「会議を運営するスキル(技術)」に着目している事です。

このワールドカフェに惚れこんだ私は、3月5日に、自治体職員やまちづくり感謝向けに「ワールドカフェ体験講座」を師匠である大川さん(ワールド・カフェ・コミュニティ・ジャパン副代表)と一緒に開催しました。
24人という少人数でしたが、私が予測したとおりに、これまで形にとらわれていた「市民参加」を、誰もが主役で本心を言えて、他の人の気持ちや考えたかも分かる、そんな当たり前の事にしていきたいですね。
5月にも「ワールドカフェ体験講座」を開催します。
ぜひ、ご参加くださいね。





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