2006年12月15日

SOHO@しずおか、やっと訪問

icon01やっとSOHO@しずおかにを訪ねることができました。
1997年に三鷹市がSOHO CITY みたか構想を掲げ、日本で最初のSOHOインキュベーション「SOHOパイロットオフイス」を整備したのが1999年の12月でした。パイロットオフイスは4~10㎡という小さなユニットと会議室、受付、そしてインキュベーションマネジャーが常駐する という仕組みでスタートしました。三鷹をはじめとして、全国に数百ものインキュベーション施設が整備されましたが、このSOHO@しずおかは、その中でも最も成功しているインキュベーション施設として有名です。


SOHO@しずおか で微笑む小出氏


icon01小出さん、大橋とともに 後ろの壁には、新聞や雑誌の切抜きが所狭しと貼ってある。


SOHO@しずおかの扉をはいった途端に、「あっ、いきてるな」と感じました。人の「気」がある、居心地の良い空間だと感じます。この仕事を8年もやっているので、その場に入った瞬間、施設が生き・動いているか、すぐに分かります。さすが、しずおか!!
施設としては、入居ユニットは13、打ち合わせコーナーをいれても287㎡しかありません。この小さな施設が日本全国から注目されるのは、SOHO@しずおかの要として、動いている「小出 宗昭」氏の存在が大きい。彼のこの仕事にかける熱き思いが、ここを支配しています。
小出氏とは、数年前から様々な事業でご一緒していますが、大きな声、フットワーの良さ、おせっかいなところは、今回も健在でした。小出氏にあうと、もう一回話を聞いてみたいと思う人がほとんどでしょう。。その動きから、人脈のひろさも全国区になっていますよ。
加えて、ビジネス支援図書館として実力ある御幸町図書館、静岡市産学交流センターとの3角連携をしていて、創業相談、製品開発に厚みがついています。うらやましい限りです。
ただし、SOHO@しずおかは「静岡県中部地区SOHO推進協議会」という任意法人が運営している形であり、ビジネスの主体になれないこと、小出氏も銀行からの出向であり、個人的魅力にあまりにも依存しすぎているかもしれない。
小出氏の抜けたあとの施設運営が課題かな、とおもいますが、でも最後まで小出氏が面倒みるか。それもまた良しですね。
今回の訪問では、交流センターの大橋 良豪さん、御幸町図書館館長豊田 高広さん、オフイしょくスポーツの小旗 照美さんにお世話になりました。もちろん小出さんにも。ありがとうございました。  


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2006年12月09日

中国は熱い①

11月に毎年恒例の深圳テクノセンターの大運動会に行ってきました。このツアーは、関満博教授が、若手経営者を中国現場につれて入り、中国の風やその熱気に触れさせる目的で行っているものです。私は今回で2回目の深圳ですが、今回もやはり中国の奥深さと、そのダイナミックさには驚かされる旅となりました。

今回の旅は、広州白雲空港から入りました。この空港が見られるからこの旅にでたようなものです。
この空港は4,000メートル級滑走路を5本整備する予定で、現在はまが2本ですが、すでに3本目を建設中です。5本のうち1本は、民間の輸送企業専用という信じられない規模です。
成田が20年以上経過しても1本しかない状況ですから、この5本の滑走路の整備は、すごい規模といえるでしょう。日本の空の足のインフラは、国際的な競争力をもたないということです。

広州空港から、1時間ほどに広州市花都(はなと)地区があります。花都は丁度20年前にできた新しい区で、自動車産業を」中心とした産業集積事業を進めています。
花都地区は約50k㎡で、山手線の内側の大きさで、最初の開発地域は17k㎡で、企業誘致ゾーンだけでなく、商業、住宅、幼稚園・病院などの生活ソーンの一緒に整備しています。
その近代的な姿は、まさに作られた近未来都市のような感じです。ホテルで分譲中のマンションのチラシをもらいましたが、200k㎡と130k㎡の広さ、ウーム、マンションも広い!!自宅のマンションと比べると規模の違いを見せ付けられたね。

花都地区には、日産、ホンダが進出しており、その一次、二次下請けも出てきています。この日系企業誘致は、区が設立した会社「花都汽車城 」が行っていますが、その中心人物が楊女史。この楊女子は、日本語がうまいだけでなく、誘致後のケアーの行き届いているとか。
今回お会いしたときは、体調が悪かったようで、元気ががありませんでした。
日本以上に実力が重視される中国。楊さんの実力はきっとすごいに違いありません。
現在は、花都汽車城の副総経理です。


icon01楊さん



icon25 花都都市計画  


Posted by 関幸子 at 01:15Comments(0)まちづくり